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「高齢出産」の光と影:メールマガジンバックナンバー参考記事

今回は「高齢出産」の光と影


について、


お伝えしようと思います。






メリットとデメリットという意味は


・利点や欠点という側面だけでなく


・「光と影」という意味も持ちます。






高齢出産は今時、珍しくない


という言葉を耳にすることがあります。




確かに、そうなのですが、そう簡単に済ませることなく、「考える」という工程を踏むことが大切かもしれません。










***








「高齢出産」ということについて、今更でもないですが、


又クローズアップされ始めています。


定義として日本では高齢出産というのは「35歳以上の初産婦」を指しています。


この高齢出産について、考えさせられる場面が多いので本日はお話させて頂きます。


メリットとデメリットという意味は


・利点や欠点という側面だけでなく


・「光と影」という意味も持ちます。


現在の高齢出産の割合はどのくらいだと思いますか?


→ 高齢での初産は全体の14.3%


7人に1人は高齢出産で初産(厚生労働省「平成26年(2014年)人口動態統計」)


卵子の老化や子宮の環境悪化、異常発現率アップなど医学的側面ばかり話題になります。


それは勿論理解できます。


しかしながら、経済面の話は少しトーンが低めですよね?


38歳で初産は現在ま全くと言っていいほど、珍しくもありません。


Imageしやすいようにパパも同年齢で考えて見ましょう。


少し成長したと考えましょうか。


小学校に入るころ、パパとママは45歳になります。


中学生になると51歳、高校生受験時は54歳となります。


この頃は経済的に安定しているご家庭が多いため見落としがちですが、大学受験の頃になると57歳?となります。


浪人したら?二人、三人いたら?パパが年上なら如何でしょう?


その時、子供の面倒をどこまで支援するか、支援出来るかどうかは別にして両親も高齢化しますよね?


すると何が起こるでしょうか。


15年前位は、50歳代で出産される方は、10年に1人位でした。


しかし現在は、様々な要因から毎年50歳代でご出産される方がいます。


ご夫婦のどちらかが50歳代の方も決して少なくありません。


高齢出産ならぬ、超高齢出産という表現になります。


高齢出産も超高齢出産も批判するつもりはありません。


周産期医療の発達や不妊治療の成果による妊娠や出産も素晴らしいことだと思います。


高齢出産でさえ、子供の成長に伴い当たり前のように親が年齢を重ねる中、超高齢出産となると・・・・・・・


体力、気力、経済力共に子供が自活できるまで持ちこたえられるのか考える必要もあるのが「現実」です。


高齢出産は「老後破産予備軍」と言われてしまう事もあります。


なぜ、高齢出産が「老後破産予備軍」と言われてしまうのか、それは、子供が生まれた頃の収入は若い世代に比べて高く、体力も気力も衰えをそれほど自覚するほどではありません。


高齢出産の世帯はこのような背景から、子供にかける教育費や被服費など全体的に高めとなる傾向があります。


また、高齢出産が故に今後を考え、教育水準を高く保とうとする世帯も少なくなく小学受験や中学校受験など、経済的負担は増加となります。


私立が、公立が、のメリット・デメリット問題はさておき経済的側面だけの話です。


高齢出産の場合、貯金の時期を考えなくてはなりませんが、そのことを伝えている人や場所、機関はどの位あるのでしょうか?


皆様は育児中の「貯蓄の時期」をご存知ですか


貯蓄の時期というのは、「他の時期より貯蓄しやすい時期」であるということを意味します。また貯蓄というのは、貯金や投資などを含みお話させて頂いております。(投機は除く)


その貯蓄の時期は主に次の時期と言われています。


① 子供が生まれて中学校に上がるまで


② 大学生卒業後、定年まで


先ほども言いましたように高齢出産の場合、最初から高収入世帯である事も少なくないので


生まれる時、その前後、お稽古類、被服費、など使おうと思えばドンドン使えます。


そして、高齢出産では大学生卒業してから定年までの期間が短くなる、というのも特徴的です。


この手の話をすると「私も働くから」と女性達は言いますが、高齢出産のあとの女性について、資格職や一部の職種を除き、そうそう求人があるわけではないのが現実です。またあったとしても賃金が希望に見合うかどうか、分かりません。男女雇用均等法で年齢制限表示は排除されましたが、「職場の平均年齢の為」など違法ギリギリの表現で募集をしている会社も少なくありません。


職場の平均年齢のため、という言葉の陰に「なので職場の平均年齢より高い場合はご遠慮ください」ということも含まれたりします。


女性の身体は50歳前後から早い方では40歳前後から更年期に入ります。働き口があっても体力が・・・ということも考えられます。


自分が年齢を重ねた分、双方の親の年齢も上がります。すると育児と介護が同時期に来るということも今は珍しい話ではありません。こうして貯蓄のタイミングを逃し老後破産予備軍・・・・・という表現になるわけです。


「そうはならない」、とか「失礼な」、というご意見はごもっともだと思います。


高齢出産でなくても、老後破産予備軍はいるでしょう。


ただ、


医学的側面は元より


経済的な側面も視野に入れライフサイクルを考えて頂きたいと妊娠・出産・育児をサポートする職業の1つだからこそ、切実に思うことでもあります。


出産ということについて、どの年齢であっても女性が命を懸けて行うということに変わりはありません。


出産はリスクも伴います。妊娠・出産は病気ではないとはいえ、何か起きると命に直結することも事実です。


身体の構造、体力、その他含め年齢だけでそれを測ることは少し乱暴となりますが、目をそらすこともできません。


高齢出産を選択する場合、それは経験を重ねてきた証拠でもあるので、知恵や工夫も出来るでしょう。


好きで高齢出産になったわけではない、とかキャリアアップをしていた、とか介護をしていたら高齢出産になったなど背景はひとにより様々だと思います。


しかし、高齢出産が珍しくないからと安易に考えるのはどうか?と男女共に今一度考えて欲しいのです。


女性は「産む性」だから主体性を持って考える。


男性は「生まない性」だからこそ考えてみる。・・・・・・・・・・・・・皆様いかがでしょうか?










***








高齢出産を医学的側面に加えて、経済的側面からも


安易にとらえることなく、考えてみること。


この「考える」工程を踏んで、あゆむということが、大切ですね。








***








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